18年間ゲームをやり続けてわかったこと
最近、eスポーツなどで社会に受け入れられつつある「ゲーム」
しかし、まだ完全に受け入れられた訳では無い。
家庭を覗けばゲームは悪であると言われ。取り上げられるような所も存在するであろう。
ぶっちゃけた話。そんな家庭はこれからゲームが社会に完全に受け入れられたとしても、家庭に受け入れられることは無いであろう。
なぜなら、自分のゲームに対しての思い込みを変えないからである。
ではどうすればいいか、自分なりの回答としてはゲームをする事で得られる恩恵についての情報を供給する事が最善であると思われる。
18年間ゲームに触れ、考えた事を事を少し書いていきます。
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「制限するゲーム」
まず初めに、ゲームや好きな事を取り上げ、抑制した場合どんなケースが起きてしまうか考えてみよう。
独り立ちした際、押さえつけていた反動で引きこもりになり、社会に出る事が難しくなってしまうという事例が、実際にある。(主に一人暮らしを始める大学生に多い)
逆に制限を課さずに育てた結果、俗に言うニートになってしまうという事に恐怖を覚えている親が多い気がするが、これは全く逆であると言えるであろう。
親の役割は適度の制限を与え、勉強との両立を図ることである。一方的に決めるのではなく、子供と相談した後決めた方が合意を得られ、あまり不安なく、その他のことに集中出来るであろう。(強要する事により、不満が募る)
実際にゲームの時間を少し制限する事で、どのような事が起きるのか、実は時間を制限された子供に共通しているものがあるということが分かった。それは、
「時間のマネジメントが上手い」
ということである。
限られた時間で何をするか、どんな事に着目してプレイするか、ということを意識して行えるため成長スピードが著しく早いのである。
実際、時間を制限されていなかった自分との違いはそこであろう。
何も考えずにプレイをして、無駄に時間を浪費するだけ、ここがゲームの落とし穴である。
プレイするゲームによるが、(対戦ゲームの場合)
限られた時間でプレイ(課題を見つけようとする)
↓
限られた時間で研究(なぜ失敗したのかを分析)
↓
限られた時間で改善(成功するために導き出した答えを実行)
これが限られた時間でゲームをする時に得られる思考法の恩恵であろう。
自身で考えて勉強することは、大変身につきやすい。また、人生においても常に考える訓練は非常に大切になってくる事でもある。
ゲームをその訓練として当てるのも1つの手だ。
「共感能力、文章力の上昇」
次にゲームから得られることと言えば、上記のようなことだろう。
物語のあるゲームであれば、世界観、キャラクターの情緒に触れることが出来る。
物語に触れることで感情移入したり、様々な人生に触れることが出来る。こうすることで、自分の人生の価値観を築き上げていくことが、理想である。
夢に向かって突き進む主人公を見れば、努力する事の大切さを学び。
仲間を失い、傷付く主人公を見れば、人の悲しみを理解出来る。
絶望から這い上がって行く主人公を見れば、厳しい現状に光を見出し走り続ける力を身に付けることができる。
ある意味、生き方についての教科書となってくれる存在がゲームであると言えるであろう。
(余談ではあるが、絆の大切さや人と人との繋がりの重要性、自分と向き合う事の大切さを教えてくれるゲームがペルソナ4である。)
社会人が本を読み、様々な人生に触れるように
ゲームをする事で様々経験を擬似体験する事が出来るのである。
「モチベーションを上手く扱える」
ゲームの一般的な流れというのは、
戦う→レベルアップ→新しい技を覚える
というものである。
ゲームをプレイしていない人からすれば、一見なんの意味も無いものだと思うのが普通。
しかし、プレイしている人からしてはこれがたまらなく好きなのだ。
ある意味、ゲームをし続けられるというのは
才能であると言っていい。
益にならない事でも、自分の時間を費やすなんて事は到底出来ない。
実はこれがゲームをする事で得られる最大の恩恵であると言えるだろう。
ゲームをし続ける事ことが出来る言う事は、モチベーションを保ち続ける事が出来るという事なのだから。
仕事などの物事をゲームに置き換えることはモチベーションを保つ上でかなり効果的であると言われている。
ゲームが好きな人はそれを無意識的にできる可能性を秘めているのである。
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ここまで、自分なりに考えた事を書いてきたが、言葉に出来ないだけでゲームにはまだまだいい事がある。
一方的に悪と決めつけ、蔑むことだけはやめて頂きたい。
ゲームが好きな人は、それに人生という貴重な時間に命を燃やし全力で取り組む。
それはスポーツ、勉強と相違ない事なのでは無いだろうか?